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12月18日-05号

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  1. 飯田市議会 2020-12-18
    12月18日-05号


    取得元: 飯田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-10
    令和 2年 12月 定例会(第4回)        令和2年飯田市議会第4回定例会会議録               (第5号)-----------------------------------       令和2年12月18日(金曜日)13時00分-----------------------------------日程 第1 会議成立宣言 第2 議席の変更 第3 会議録署名議員指名 第4 委員長報告   (1)リニア推進特別委員会   (2)社会文教委員会(請願6件、陳情1件) 第5 議案審議   (1)総務委員会付託議案(6件)      議案第106号、議案第107号、議案第110号から議案第112号まで及び議案第119号      委員長報告、質疑、討論及び採決   (2)社会文教委員会付託議案(4件)      議案第108号、議案第113号、議案第114号及び議案第120号      委員長報告、質疑、討論及び採決   (3)産業建設委員会付託議案(4件)      議案第109号及び議案第115号から議案第117号まで      委員長報告、質疑、討論及び採決   (4)予算決算委員会付託議案(7件)      議案第122号から議案第128号まで      委員長報告、質疑、討論及び採決   (5)追加議案     ア 即決議案(1件)       議案第129号       説明、質疑、討論及び採決     イ 委員会付託議案(1件)       議案第130号       説明、質疑、委員会付託        予算決算委員会 議場       委員長報告、質疑、討論及び採決     ウ 議員及び委員会提出議案(5件)       発委第5号から発委第9号まで       説明、質疑、討論及び採決 第6 議員派遣閉会-----------------------------------出席議員    22名       (別表のとおり)-----------------------------------欠席議員    1名       (別表のとおり)-----------------------------------事務局出席者       (別表のとおり)-----------------------------------説明のため出席した者       (別表のとおり)-----------------------------------     13時00分 開議----------------------------------- △日程第1 会議成立宣言 ○議長(湯澤啓次君) 現在の出席議員は22名であります。 よって、本日の会議は成立いたしております。 湊猛君から欠席する旨の届けが提出されておりますので、御報告を申し上げておきます。 これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第2 議席の変更 ○議長(湯澤啓次君) 日程に従いまして、議席の変更を議題といたします。 飯田市議会新型コロナウイルス感染症対応計画に基づき、議席の一部を変更いたしたいと思います。議席の変更につきましては、会議規則第4条第3項の規定により議長が会議に諮って変更することができることになっております。したがいまして、議長において議席の変更をしたいと思います。 お諮りいたします。 議席の変更につきましては、ただいま御着席のとおりとすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議席の一部を変更することに決定いたしました。----------------------------------- △日程第3 会議録署名議員指名 ○議長(湯澤啓次君) 会議録署名議員として、古川仁君、木下徳康君を指名いたします。 次の日程に進みます。----------------------------------- △日程第4 委員長報告 ○議長(湯澤啓次君) ここで、委員会の経過について報告を願うことといたします。 リニア推進特別委員会の審査の経過につきまして、報告を求めます。 リニア推進特別委員長、井坪隆君。 ◆リニア推進特別委員会委員長(井坪隆君) 12月16日に開催されたリニア推進特別委員会における協議内容について、御報告を申し上げます。 会議において、執行機関側から、リニア周辺整備に係る実施設計進捗状況について、実施設計に向けた3つのプロジェクトによる検討の状況に関する説明がありました。 具体的には、次世代インフラプロジェクトについては、次世代エネルギーに関する取組について、ブランドクリエイトプロジェクトについては、持続可能な運営の仕組みづくりについて、トータルデザインプロジェクトについては、広場を兼ねた駐車場の在り方や大屋根の検討状況について、以上の説明がありました。 加えて、リニア周辺整備の模型の積極的な活用に関して、市内の大型商業施設2店舗において展示を行った旨の説明がありました。 以下に質疑応答の主なものを御報告申し上げます。 まず委員から、次世代のモビリティーに関する取組の検討主体や方向性はとの質疑があり、新たなモビリティー検討チームでは、庁内の関係部署による新技術の勉強会を開催している。また、地域モビリティー検討会として交通事業者、有識者、専門家から成る支援チームと共に、現状と課題、将来展望などの意見交換を行っている。今後はそれぞれの検討、研究結果を踏まえて情報共有を図ってまいりたいとの答弁がありました。 続いて、委員から、EVバス自動運転との関連はとの質疑があり、EVバスに関しては、信南交通と中部電力の協力を得てエネルギーデータの収集と走行テストを重ね、来年1月から本格的な実証運行に入る。将来的には、当地域における太陽光発電などの再生可能エネルギーにより生まれる余剰電力を活用することなど、エネルギーの効率化についても検討してまいりたい。また、自動運転に関しては、車両が全て自動運転となるまでには相当な時間がかかること、技術の革新が目覚ましく、インフラ整備を行っても陳腐化が早いため投資が難しいことなどの課題がある。自動運転は、市長のマニフェストにおける新たな交通システムの選択肢の一つとしてもなるため、様々な手段について現在検討を行っているところであるとの答弁がありました。 また、委員から、MaaS自動運転の関連性を意識して準備を進める必要があると考えるがどうかとの質疑があり、バス、タクシー、自転車などのあらゆる交通手段IT技術を用いてシームレスに結びつけ、便利に移動できるようにするシステムMaaSとされている。加えて、地域住民生活実態を踏まえて暮らしの視点からデータを活用した移動手段としてのMaaSについても、今後の検討課題と考えているとの答弁がありました。 続いて、委員から、大屋根はランドマークとなり、イメージともなるが、維持管理を含めた予算と連動していないと絵に描いた餅になってしまうのではとの質疑があり、大屋根のプランは現在検討中のものであり、費用、木材の使用量、仕上げ、メンテナンスなどの要素についても検討が必要。現在は、検討の緒に就いたばかりであるとの答弁がありました。 さらに、委員から、リニア周辺整備事業は限りある予算の中で進められ、次世代の市民の皆さんにも将来の維持負担をしていただかなければならないために、財政の見通しを示した上で大屋根、駐車場などの計画を示すべきではとの質疑があり、現在は絵姿、理念が先行しているが、今後は維持管理などの現実的な観点から、具体的な事業費と併せて提案できるようにしたいとの答弁がありました。 また、委員から、持続可能な運営の仕組みづくりとして「つかう目線」の整備とあるが、高速鉄道を実際に使ったことがある長野、上田、佐久などの方々から意見を聞いて事業を進めることが、長野県駅としての県のリニア活用基本構想にも沿う。県との連携体制はどうかとの質疑があり、長野県の南の玄関口として位置づけている以上、伊那谷自治体会議での議論はもちろん、長野県とも情報共有を行いながら、県内唯一の駅である優位性と独自性を生かせるような研究をしてまいりたいとの答弁がありました。 さらに、委員から、ブランドクリエイトプロジェクトにおける官民連携の状況はとの質疑があり、コロナ禍で詳細な打合せは困難な状況だが、関係機関などとも相談しながら進めてまいりたいとの答弁がありました。 また、委員から、駅周辺への民間投資を呼び込む考えはとの質疑があり、コロナ禍において民間事業者は参画への判断が難しい状況と捉えている。逆に今だからできる検討という考え方もあり、事業者の対象を上伊那、長野県、日本全国にも広げて、リニア駅周辺の魅力づくりや、民間の参画を促しやすいビジネスモデル、さらには庁内での検討のための仕組みづくりを今後検討していきたいとの答弁がありました。 さらに、委員から、結果報告ではなく、検討の経過を説明するというスタンスで対応していただきたい。また、リニア駅は通過点であり、到達地点ではないということをよく理解して事業を展開していただきたいとの要望がありました。 以上の意見・要望は、実施計画に向けた委員会検討材料としていくことを確認いたしました。 次に、北条地区意見交換会についての説明がありました。 まず開催の趣旨として、北条地区住民皆さんに、佐藤市長から市長として改めてリニア関連事業への理解と協力をお願いし、北条地区住民皆さんの意見を伺い、市長としてリニア事業の必要性を伝え、市長からは今後とも地元の皆さんとお話ししながら事業を進めていく方針であるとの回答がなされた旨の説明がありました。 意見交換会は11月18日に開催し、参加者合計77名のうち、14名の皆さんから御意見をいただいたことの説明があり、その後、出された意見の主なものについて説明がありました。 この説明に対し、委員から、住民に対して長野県の職員、市の職員及びJR東海の職員がそれぞれに説明しているが、その状況はとの質疑があり、JR東海と県と市の事業が重複する地権者に対しては、それぞれ協議を行い調整している。中には説明する内容とタイミングも踏まえて、先に説明すべきことを説明するために市で伺うこともある。また、コロナ対策として少人数での対応を心がけてきている。今後は現地事務所を利用するなど、それぞれの担当者が地権者に同時に説明できるような工夫についても併せて考えていきたいとの答弁がありました。 さらに、委員から、丹保・北条地区の代替地4区画のみ完成して移転先の申込みを締め切った事情はとの質疑があり、概略の地形が確認できるように進めていたが、7月の豪雨災害の影響で、大鹿村からのリニア建設発生土の搬入が予定どおり進まなかったために、9月末の時点で完成した区画が4区画であった。一方、個々の御事情で年内契約を前提とされている地権者からは、早期の区画決定が求められていた。こうした状況の中、事前に関係者には通知を申し上げ、4区画を例に取りながら、御希望の区画についてイメージしていただけるよう、職員が現地で案内させていただいた。今回のような災害等は予測がつかないため難しいことではあるが、今後はなるべくそのようなことがないようにしたいとの答弁がありました。 また、委員から、代替地の区画と区画の間に擁壁の施工の希望があるが、市が整備する区画整理は今回の意見を参考に進めるべきではないかとの要望があり、区画を希望される方からの低廉な価格での宅地提供についての御意見を踏まえる中、これまでの土地開発公社での実例等も勘案しながら、なるべく宅地提供価格を抑えるために、50センチメートル以下の段差では擁壁を入れないようにしていた。今後、議員の御指摘も踏まえて検討するが、このような事情もあることも御理解願いたいとの答弁がありました。 さらに、委員から、農振除外についてリニア用地課と農業課などとの連携はとの質疑があり、移転対象者が農振除外の手続を必要とする場合、まずリニア用地課が事情をお聞きし、その上で農業課と農業委員会に説明し、除外の手続などについて相談することで進めてきているが、今後はなお一層このような対応を徹底していきたいとの答弁がありました。 続いて、委員から、集合住宅意向調査実施予定はとの質疑があり、これまでも聞き取りなどを通じて意向はお聞きしているが、改めて調査として取り組むが、現在検討中であり、できるだけ早い時期に実施したい。調査を基に、高齢者、身寄りのない方などが途方に暮れないようにすることを最優先に対応したいとの答弁がありました。 まとめとして、委員から、説明会、懇親会に来られない方、迷っている方などの声なき声を聞く姿勢、行動を取っていただきたいとの要望がありました。 委員会の最後に、今後の取組についてとして、リニア中央新幹線関連事業等に関して移転をお願いする皆さんへの対応における農振除外の要望書について協議を行いました。 農振除外については、かねてから市民の皆さんから議会に寄せられている意見でもあることから、議会として関係機関に対して農振除外に関する対応を促し、市民の皆さんの御意見をお伝えすべく、このたび、長野県知事及び飯田市長に対して要望書を提出したいとするものです。 要望書については、これを提出すること及びその文面について、委員会において確認をいたしました。 委員会で確認された要望書については、議会全体の共有とするために、本日開催の全員協議会にて御説明した上で御確認いただければ、議長名で関係機関に提出したいと考えています。 以上、リニア推進特別委員会の報告といたします。 ○議長(湯澤啓次君) ただいまの報告につきまして、御質疑はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) なければ、次に進みます。 ここで、所管の委員会へ付託いたしました請願6件及び陳情1件につきまして、審査が終了いたしておりますので、その結果について報告を願うことといたします。 請願6件及び陳情1件につきましては、社会文教委員会の報告を求めます。 社会文教委員長村松まり子さん。 ◆社会文教委員会委員長村松まり子君) 社会文教委員会に付託となりました請願6件、陳情1件につきましては、初めに請願6件の審査結果を御報告いたします。 長野市高田276番地8、地域医療と公立・公的病院を守る長野県連絡会代表長野医療労働組合連合会執行委員長小林吟子氏ほか7名から提出のありました令和2年請願第6号「国に対し、今後も発生が予想される新たな感染症拡大などの事態にも対応できるよう安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書を提出願いたい」は、新規の請願です。 採決の結果、不採択とすることに決定いたしました。 次に、飯田市座光寺1717番地3、飯田市立座光寺小学校内、飯田市学校教職員組合執行委員長多田和也氏から提出のありました令和2年請願第7号「国に対し、義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書を提出願いたい」、令和2年請願第8号「国に対し、国の責任による35人学級推進教育予算の増額を求める意見書を提出願いたい」及び令和2年請願第9号「国に対し、複式学級編制基準の改善、教職員定数増を求める意見書を提出願いたい」は、いずれも新規の請願です。 採決の結果、令和2年請願第7号、令和2年請願第8号及び令和2年請願第9号の以上3件は、いずれも採択とすることに決定いたしました。 次に、飯田市鼎下茶屋2206番地2、少人数学級を実現する会代表福澤直美氏から提出のありました令和2年請願第10号「県に対し、少人数学級の一日も早い実現を求める意見書を提出願いたい」及び令和2年請願第11号「国に対し、少人数学級の一日も早い実現を求める意見書を提出願いたい」は、いずれも新規の請願です。 採決の結果、令和2年請願第10号及び令和2年請願第11号、以上2件はいずれも継続審査とすることに決定いたしました。 続いて、審査の概要について申し上げます。 初めに、令和2年請願第6号の審査では、この請願は新型コロナの影響を踏まえた要望であるが、1から4の要望に関しては、既に国や県が対応している内容も含まれている。一方で、5の要望では国民負担軽減を求める意見となっているが、1から4については最終的には税で負担することとなり、相反する意見となっている。また、地域医療構想に関しては、飯田下伊那地域関係者現状認識と異なっており、請願を提出する状況でないと判断するため、不採択との意見がありました。 また、現在はコロナ禍において国民や医療機関は大変な状況であるが、コロナ禍と本請願意見の関係性は不明であり、当市議会としては冷静に判断する必要があると考える。例えば、社会保障に関わる国民負担軽減は、将来にわたって安全・安心の保健医療体制を守っていく視点で考えるべき。また、地域医療構想コロナの関係についても、当地域からの声は聞いていない。よって、不採択との意見がありました。 次に、令和2年請願第7号の審査では、請願の理由にあるとおり、国が財政的な責任を果たさなければ都道府県、市町村により教育条件格差ができてしまい、住んでいる地域によって教育の質に差ができる事態が起きかねないという指摘はもっともであり、この請願を重く受け止めるべきである。趣旨適当で採択との意見がありました。 また、自治体の財政規模によって教育格差が生じることで地域格差につながってしまう。そういったことは防いでいかなければならない。趣旨適当で採択との意見がありました。 次に、令和2年請願第8号の審査では、長野県では国に先駆けて35人学級を中学3年まで導入しているが、国の制度が整っていないため、大きな財政負担が各市町村に及んでいる。子供だけでなく教職員の負担も増えている状況を見ると、請願の趣旨は適当であり採択との意見がありました。 また、いじめや不登校などの生活面への指導も考えると、少人数学級運営が必要と考えるので採択との意見がありました。 次に、令和2年請願第9号の審査では、飯田市においても複式学級については悩ましい問題であり、子供たちにきめ細やかな教育環境を整えることは非常に大事である。趣旨適当で採択との意見がありました。 また、当市の竜東地域においても請願理由にあるような現状があり、教職員皆さんが努力をしてくれている。趣旨適当で採択との意見がありました。 次に、令和2年請願第10号及び令和2年請願第11号の審査は、少人数学級に関する本請願は1,835人から署名が提出されており、議会としてもしっかりと受け止めたい。また、教育委員会の考え方や実態を確認したいとの意見があり、発言を求めました。 教育委員会の説明では、授業については文部科学省が目安を示しており、教室内は1メートル程度の間隔を空けるように努力しており、教室を目いっぱい使って授業を行っている。冬期は通常ストーブを設置するが、スペースが取れない場合にエアコンを使用するといった緊急的な措置も取っている。また、少人数学級については、運営面でメリットが多いと思われる一方で、デメリットも想定される。何人が適当ということは分からないが、長野県の35人以下学級は一つの考え方と思う。なお、20人以下の学級とするために試算すると、小学校では94学級の増加、教職員は100人の増員が必要。中学校は55学級の増加、教職員は80人の増員が必要になると思われるとの答弁がありました。 これらの現状を確認した後、委員から、委員会としてもう少し現状を深く研究して結論を出すために継続審査としたいとの意見がありました。 また、請願理由として新型コロナウイルスの影響が書いてあるが、コロナがなくなっても、子供たちにとっても教職員にとっても必要な学級運営を研究する必要があると思うので、継続審査としたいとの意見がありました。 さらに、請願理由の「子供たちの安全」や「健やかな成長」を実現することこそが請願者の願いであると思う。議会としてこの思いを受け止め、少人数学級とこの2点の関係を研究し、方向性を出すことが必要と考えるとの意見がありました。 続いて、陳情1件の審査結果について御報告いたします。 飯田市座光寺1717番地3、飯田市立座光寺小学校内、飯田市学校教職員組合執行委員長多田和也氏から提出のありました令和2年陳情第2号「長野県知事に対し、へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率近隣県並みの水準に戻すことを求める意見書を提出願いたい」は、新規の陳情です。 採決の結果、採択とすることに決定いたしました。 審査の中で、陳情の理由にあるとおり、近隣県との差があるため、趣旨適当であり採択との意見がありました。 なお、採択といたしました令和2年請願第7号、令和2年請願第8号、令和2年請願第9号及び令和2年陳情第2号につきましては、今回の委員会決定を経て、社会文教委員会からの発議によって、国会及び関係行政庁に対する意見書案を備えた議員及び委員会提出議案を提出いたしますので、申し添えておきます。 以上で報告を終わります。 ○議長(湯澤啓次君) ただいまの報告につきまして、御発言はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) なければ、これより請願6件及び陳情1件について採決いたします。 令和2年請願第6号に係る委員長報告に対し、反対の意思表示がありましたので、これを分離して採決いたします。 初めに、令和2年請願第6号を起立により採決いたします。 本請願に対する委員長報告は不採択とする旨の報告であります。 お諮りします。 本請願を委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(湯澤啓次君) 起立多数であります。 よって、令和2年請願第6号は委員長報告のとおり決定されました。 次に、令和2年請願第7号から請願第11号までの請願5件及び陳情1件を採決いたします。 お諮りいたします。 請願5件及び陳情1件を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、請願5件及び陳情1件は委員長報告のとおり決定されました。 次の日程に進みます。----------------------------------- △日程第5 議案審議 ○議長(湯澤啓次君) これより議案の審議に入ります。 去る11月25日の本会議において、各常任委員会へ付託し審査を願うことにいたしました議案21件につきまして、審議を願うことにいたします。 初めに、議案第106号、議案第107号、議案第110号から議案第112号まで及び議案第119号の以上6件を一括議題とし、総務委員会の報告を求めます。 総務委員長山崎昌伸君。
    総務委員会委員長山崎昌伸君) 総務委員会に付託となりました議案6件につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第110号「飯田市消防団条例の一部を改正する条例の制定について」では、団員数が140人減るとのことだが、それでも消防力を維持できるとの根拠は何か。また、火災を出さないことが大事であり、予防消防の視点から見てどうかとの質疑があり、今回、予防広報班を廃止したことによる減少であり、機関操作など消防力には影響はない。また、予防に関しては警防活動の中で対応できると考えるとの答弁がありました。 次に、議案第111号「公の施設の指定管理者の指定について(飯田市法山地域振興センター)」では、集会施設は今後5年間で管理方法の整理をしていくとのことだが、今回の議案にはそれが反映されていないかとの質疑があり、公共施設マネジメント基本方針の第2段階の取組に沿って指定管理期間を10年から5年に短縮しているが、その5年の間に管理方法について地元との協議を進めていくとの答弁がありました。 また、業務委託がよいのか、または指定管理が合っているのかという見方がある。施設管理、清掃、展示物の維持補修などは業務委託が適しているとも聞く。これらを点検しながら、管理方法を検討していくということかとの質疑があり、集会施設に関しては基本的に直営ということはない。施設の中には、その目的によっては業務委託とするものもあり得るとの答弁がありました。 なお、議案第106号「飯田市地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第107号「飯田市中山間地域における地域新興住宅の運営に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第112号「公の施設の指定管理者の指定について(飯田市箱川郷づくり研修センター)」及び議案第119号「公の施設の指定管理者の指定について(飯田市コミュニティ防災センター)」については、特に申し上げることはございません。 以上で報告を終わります。 ○議長(湯澤啓次君) ただいまの委員長報告につきまして、御質疑はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) なければ、質疑を終結いたします。 期日までに討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案6件を採決いたします。 お諮りいたします。 議案6件について委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案6件は委員長報告のとおり決定されました。 続いて、議案第108号、議案第113号、議案第114号及び議案第120号の以上4件を一括議題とし、社会文教委員会の報告を求めます。 社会文教委員長村松まり子さん。 ◆社会文教委員会委員長村松まり子君) 社会文教委員会に付託となりました議案4件につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第114号「公の施設の指定管理者の指定について(飯田市千代デイサービスセンター)」では、この施設のコロナ禍による影響はどうであったかとの質疑があり、施設のここ3年間の状況は、1日当たりの受け入れ数が14人から15人へと増加傾向にあった。コロナ禍では少なからず影響を受けているが、通所施設には市として補助金を交付し支援しており、現状ではこれまでと同様の運営ができていると認識しているとの答弁がありました。 次に、議案第120号「公の施設の指定管理者の指定について(飯田市総合運動場等)」では、指定管理施設でのコロナ対応はとの質疑があり、屋外施設、屋内施設ともに市の対策本部の方針に従って運用している。また、市として運用に関しては相談を受けながらしっかり確認も行っているとの答弁がありました。 関連して、施設ではニュースポーツ等の用具の貸出しを行っているが、市の関与はとの質疑があり、用具などの備品は、飯田市としてスポーツ推進委員などから要望を聞いて計画に配備をしている。ニュースポーツに関しては、ボッチャの用具の購入なども行っているとの答弁がありました。 委員からは、スポーツ推進委員との連携を図って、施設や備品が有効に活用されることを要望するとの意見がありました。 なお、議案第108号「飯田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第113号「公の施設の指定管理者の指定について(飯田市多世代交流プラザ)」の以上2点については、特に申し上げることはございません。 以上で報告を終わります。 ○議長(湯澤啓次君) ただいまの委員長報告につきまして、御質疑はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) なければ、質疑を終結いたします。 期日までに討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案4件を採決いたします。 お諮りいたします。 議案4件について委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案4件は委員長報告のとおり決定されました。 続いて、議案第109号及び議案第115号から議案第117号までの以上4件を一括議題とし、産業建設委員会の報告を求めます。 産業建設委員長、熊谷泰人君。 ◆産業建設委員会委員長(熊谷泰人君) 産業建設委員会に付託となりました議案4件につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 審査の概要について申し上げます。 議案第116号「損害賠償の額を定めることについて」では、公務中において発生した信号待ちの車への公用車による追突事故について、どのような状況で事故が発生したか、また、相手方人身への影響はとの質疑があり、車中の荷物に気を取られたため、前方不注意により起こした事故である。相手方に医療機関を受診していただき、けが等の影響がないことを確認しているとの答弁がありました。 続いて、気を取られたとしても注意ができなかったことは重大である。ふだんからの交通安全に対する教育、二度と起こさないための対策や指導はどうなっているかとの質疑があり、日頃から注意喚起をしてきているところであり、どのような状況で事故が発生したか、分析して対策をその都度取ってきている。一度事故を起こして目が覚めたではなく、事故を起こさないことが重要。職場はもとより部長会議でも状況等を確認してきている。今後も事故のないようにしっかりと取り組んでいくとの答弁がありました。 また、ほかの委員より、事故を起こした公用車にはドライブレコーダーを搭載していたかとの質疑があり、搭載をしていたとの答弁がありました。 続いて、この車両に限らずドライブレコーダーの搭載状況はとの質疑があり、買換えや点検時に合わせて取付けを推進している。ふだんに使用している車両は搭載済みであるとの答弁がありました。 議案第117号「公の施設の指定管理者の指定について(市営住宅等及び共同施設等)」では、指定管理の協定に基づき実施された入居者アンケートに関して、アンケートの回収状況はとの質疑があり、配付数77件、回収33件、回答率は39%という状況との答弁がありました。 なお、議案第109号「飯田市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第115号「工事請負契約の一部変更について(過年発生土木施設補助災害復旧事業道路災害復旧工事)」、以上の2件については、特に申し上げることはございません。 以上で報告を終わります。 ○議長(湯澤啓次君) ただいまの委員長報告につきまして、御質疑はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) なければ、質疑を終結いたします。 期日までに討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案4件を採決いたします。 お諮りいたします。 議案4件について委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案4件は委員長報告のとおり決定されました。 続いて、議案第122号から議案第128号までの以上7件を一括議題とし、予算決算委員会の報告を求めます。 予算決算委員長、原和世君。 ◆予算決算委員会委員長(原和世君) 予算決算委員会は、11月25日に前期全体会を開催し、12月10日から14日にかけて各分科会を実施いたしました。また、本日9時より後期全体会を開催して議案の審査等を行いました。 初めに、予算決算委員会に付託となりました議案7件の審査について報告いたします。 議案第122号「令和2年度飯田市一般会計補正予算(第10号)案」と、以下件名を省略いたしまして、議案第123号から議案第128号まで、以上7件については、各分科会の審査を経て、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 なお、各分科会の審査の概要につきましては、本日の午前に開催した委員会の後期全体会において、各分科会の座長から報告を受けて審査し、全議員で共有しておりますので省略いたします。 また、全体会での質疑等につきましても、全議員で共有しておりますので、特に申し上げることはございません。 以上、予算決算委員会の報告といたします。 ○議長(湯澤啓次君) ただいまの委員長報告につきまして、御質疑はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) なければ、質疑を終結いたします。 期日までに討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案7件を採決いたします。 お諮りいたします。 議案7件について委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案7件は委員長報告のとおり決定されました。 日程に従いまして、本日上程となりました議案の審議に入ります。 初めに、議案第129号「副市長の選任について」を議題といたします。 事務局に朗読させます。 小椋議会事務局次長。     (小椋議会事務局次長 朗読) ○議長(湯澤啓次君) この件につきまして、市長から説明を求めます。 佐藤市長。 ◎市長(佐藤健君) 議案第129号について御説明申し上げます。 本案は、副市長の選任につきまして、議会の御同意をいただきたいとするものでございます。 平成31年4月から副市長の任に当たっていただいておりました木下悦夫副市長から、令和2年12月11日付で、令和2年12月31日をもって退職する旨の申出がありました。 木下氏におかれましては、1年9か月にわたり、飯田市の市政の中核を担っていただき、複雑化する社会経済情勢に加え、世界を席巻しているコロナ禍の中、様々な機関や組織と連携しながら、リニア関連や三遠南信自動車道を柱とする政策推進のほか、行財政改革を進める旗振り役として、その職務を全うしていただきました。この間の御尽力に対し、衷心より感謝を申し上げるところであります。 後任といたしましては、高田修氏を副市長として選任したいとするものであります。 高田氏は、飯田市職員として奉職されて以来、地域あるいは関係機関との連携・調整にその手腕を発揮され、市政全般に対し常に的確な判断をされました。また現在は、南信州広域連合の事務局長として、様々な面で貢献いただいております。そうした優れた識見と大局的視野を持った高田氏は、私と共にコロナ禍を乗り越え、来るリニア時代に向けて、しっかりとした行政運営を担っていただけるものと考えております。 以上、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(湯澤啓次君) ここで、議案第129号に対する質疑等発言の通告を受け付けることといたします。 通告は議会事務局において受け付けます。 通告はございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 議案に対する質疑通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第129号につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案第129号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第129号は原案のとおり同意されました。 次に、議案第130号について、塚平財政課副参事。 ◎財政課副参事(塚平裕君) 議案第130号について御説明申し上げます。 本案は、令和2年度飯田市一般会計補正予算(第11号)案でございまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,800万円を追加いたし、予算の総額を638億8,269万円としたいとするものでございます。 内容につきましては、第1表 歳入歳出予算補正で御説明申し上げます。 4ページをお開きください。 歳出から御説明申し上げます。 3款民生費の5,800万円の増額でございまして、一般会計補正予算(第4号)で計上をいたしましたひとり親世帯臨時特別給付金を再支給する経費を計上するものでございます。 続きまして、歳入でございますが、2ページへお戻りください。 15款国庫支出金は、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金でございます。 説明は以上でございます。 ○議長(湯澤啓次君) 議案に対する説明が終了いたしました。 ここで、議案1件に対する質疑通告を受け付けることとします。 通告は議会事務局において受け付けます。 通告はございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 議案に対する質疑通告がありませんので、質疑を終結いたします。 次に進みます。 ただいま議題となっております議案1件につきましては、お手元に配付してあります付託議案一覧表のとおり、予算決算委員会に付託し、審査を願うことにいたします。 ただいまから委員会審査を願うため、暫時休憩といたします。     13時52分 休憩-----------------------------------     14時00分 再開 ○議長(湯澤啓次君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 議案審議を続行いたします。 先ほど付託いたしました議案1件の審査が終了いたしておりますので、審議を願うこととします。 議案第130号を議題とし、予算決算委員会の審査結果の報告を求めます。 予算決算委員長、原和世君。 ◆予算決算委員会委員長(原和世君) 本会議休憩中に予算決算委員会全体会を開催して議案の審査を行いましたので、本委員会に付託となりました議案1件の審査について報告いたします。 議案第130号「令和2年度飯田市一般会計補正予算(第11号)案」については、原案のとおり可決することに決定いたしました。 審査の経過につきましては、全議員で共有しておりますので省略いたします。 その上で、審査いたしました議案第130号は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策事業の補正予算であり、年の瀬を迎える中での子育て不安に寄与することが期待されます。補正予算の執行に当たっては、速やかな執行に努めるよう要請いたします。 以上、予算決算委員会の報告といたします。 ○議長(湯澤啓次君) ただいまの委員長報告につきまして、御質疑はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) なければ、質疑を終結いたします。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案第130号を採決いたします。 お諮りいたします。 議案第130号について委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第130号は委員長報告のとおり決定されました。 次に進みます。 続いて、本日上程となりました議員及び委員会提出議案の審議に入ります。 初めに、発委第5号「飯田市自治基本条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 朗読を省略し、提案者より提案理由等の説明を求めます。 議会運営委員長、福沢清君。 ◆議会運営委員会委員長(福沢清君) 発委第5号の提案説明をいたします。 発委第5号「飯田市自治基本条例の一部を改正する条例の制定について」に関しまして、議案提出委員会を代表して御説明申し上げます。 なお、飯田市自治基本条例新旧対照表を配付していますので御覧ください。 飯田市議会は、令和元年9月から、広報広聴委員会におきまして広聴に関するプロジェクトチームを立ち上げて、検討及び協議を重ね、広聴に関する検討報告書を取りまとめました。広聴に関する検討報告書では、議会報告会の内容や新たな広聴の場の創設を通じ、市民の声をより政策に反映させることができるよう、政策サイクルを構築する必要について言及しています。 従来の議会報告会に加えて、市民との意見交換を行う場を創設し、政策サイクルの中で出された市民の意見に誠実に対応していくこと、また、子育て世代、若者、女性などの幅広い市民の皆さんと懇談する機会の創設を可能にするため、今回、飯田市自治基本条例の一部を改正するものです。 先般、議会としては、新たな広聴の場の創設を通じた政策サイクルの構築について、全会派全議員で取りまとめを行い、11月17日開催の議会運営委員会において、これを行うための改正条例案を追加議案として提出することを確認したため、飯田市自治基本条例の一部を改正する条例を制定するものでございます。 なお、附則は施行期日を規定したものです。 提案内容を御理解いただき、慎重審議の上、可決いただくようにお願いいたします。 以上、提案とさせていただきます。 ○議長(湯澤啓次君) ただいまの委員長報告に対して、御質疑はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) なければ、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員及び委員会提出議案1件につきましては、飯田市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案1件につきましては委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんので、討論なしと認めます。 これより、議員及び委員会提出議案1件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案1件は原案のとおり可決されました。 続いて、発委第6号「義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書の提出について」と、以下件名を省略いたしまして、発委第7号から発委第9号までの以上4件を一括議題といたします。 事務局に朗読させます。 小椋議会事務局次長。     (小椋議会事務局次長 朗読) ○議長(湯澤啓次君) お諮りします。 ただいま議題となっております議案4件につきましては、提案説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、提案説明は省略することに決定いたしました。 御質疑はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) なければ、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案4件につきましては、飯田市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案4件につきましては委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより、議員及び委員会提出議案4件を採決いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案4件を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議案4件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第6 議員派遣 ○議長(湯澤啓次君) 次に、議員派遣についてを議題といたします。 飯田市議会会議規則第160条の規定により、議員のお手元に配付しましたとおり議員を派遣することにいたしたいと思います。 別紙のとおり、議員を派遣することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議員派遣についてはそのように決定いたしました。 ただいま議員派遣の件が議決されましたが、事情変更等により、派遣の趣旨を損なわない範囲の変更は議長に委任されたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(湯澤啓次君) 御異議なしと認めます。 よって、議員派遣に変更がある場合は議長に委任とさせていただきます。----------------------------------- △閉会 ○議長(湯澤啓次君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 ここで、市長から発言の申出がありますのでこれを認めます。 佐藤市長。 ◎市長(佐藤健君) 令和2年飯田市議会第4回定例会を去る11月25日に開会し、本日までの24日間、提案いたしました諸案件につきまして慎重に御審議、御決定いただきましたことに対し、御礼を申し上げます。審査の過程においていただいた様々な御意見、御要望につきましては、十分に意を配して対応してまいります。 新型コロナウイルス感染症については、全国的に感染拡大に歯止めがかからず、予断を許さない状況が続いております。市民の皆様には、長野県知事の呼びかけのとおり、人の流れを分散し、密になりやすい状況を避けることに留意していただくこと、すなわち年末年始の休日に加え、その前後でまとめて休み、休暇を分散化する。特に人の集中する正月三が日を避け、帰省や初詣を分散化する。親しい人同士や御近所の集まりも控え、会食や会合等を小規模化する。情報通信機器を活用し、帰省や会議をリモート化する。このような対応をお願いしたいと思います。 特に、感染拡大の著しい地域との往来は慎重な対応が必要であり、市としては年末年始に帰省される方に対し、帰省前後に外出を自粛するなど、十分な感染予防対策を取っていただいた上で、PCR検査または抗原定量検査を受けていただくよう呼びかけているところです。 議決いただいたBack to 飯田事業につきましても、帰省する場合は必ず検査を受けていただきますようにと呼びかけの内容を変えております。 また、同じく議決いただいた成人式参加者に対する検査費用の助成事業につきましては、感染拡大の状況を受け、当市の成人式について延期するよう、教育委員会公民館長会に要請し、延期を決定していただきました。開催に向け準備を進めてきていただいた各地区の実行委員会の皆様をはじめ、関係者の皆様には残念な思いもあろうかと存じますが、御理解いただきたいと思います。 なお、新型コロナウイルス感染に関する誹謗中傷を防ぐための取組であるシトラスリボン運動について、飯田市としても賛同し、水引を使ったリボンを着用する運動を展開していることは御案内のとおりですが、おかげさまで市民の皆さん、学校、事業所単位で広がりを見せております。この運動を通じ、心ない言葉や風評が広がらない心温かいまちでありたいと引き続き呼びかけてまいりたいと思います。 関連して、12月15日に新型コロナに関する誹謗中傷や差別などの被害を受けた方を支援するための相談窓口を市役所内に開設しました。専用電話や個室で相談できる環境などを整えて対応いたしますので、安心して御相談いただきたいと思います。 リニア事業に関し、11月18日に北条の皆さんとお会いしたことは既に申し上げたとおりですが、今週月曜日にJR東海の幹部と関係市町村長との意見交換の機会がありましたので、北条の皆様から伺ったお話を受けて、事業を進めるに当たっては、移転をお願いする方々をはじめとする関係者の皆様の割り切れない思いを受け止めて、真摯に臨んでいただきたいというお話をさせていただきました。飯田市として、これからも住民の皆様のお悩みや御心労を一つ一つ解消できるよう、全力で取り組んでまいります。 なお、JR東海の宇野副社長からは、静岡工区をめぐり、工事ヤードの整備、トンネル掘削、ガイドウエー設置や試運転などに7年8か月を要するとの説明がありました。開業時期については、静岡工区の着手が確実になった段階でその先を考えるとのことでしたが、私としては、静岡工区の着工から7年8か月が一つのめどとなるものと理解をしたところです。JR東海に対しましては、引き続き開業時期の見通しが立つような情報提供を要望するとともに、今後生じてくる発生土への対応など様々な課題についても、迅速な情報提供を求めてまいります。 これから、私にとって初めての当初予算編成作業に入ります。現下の厳しい財政状況に加え、新型コロナの影響が続く中での予算編成となりますが、その基本方針につきましては、代表質問に対する御答弁の中でも申し上げましたとおり、年内に発表したいと考えております。従前は、年明けの年頭所感で当初予算についての考え方が示されてまいりましたが、年内に予算編成の方針を公表することで、それを踏まえての予算要求、予算査定という流れを出戻りなくスムーズに行えるようにしたいと考えたところであります。なお、議会による行政評価を踏まえての御提言、各会派からいただきました御要望にも意を配してまいります。 先ほどは、副市長の人事案件につきまして御同意をいただきました。木下副市長におかれましては、鼎町職員のときから通算いたしますと46年、半世紀近くの長きにわたって住民生活の向上に心血を注いでいただきました。これまでの御尽力に対し、改めて深甚なる感謝を申し上げる次第です。 年明けから高田修さんを副市長にお迎えし、新たな体制でスタートすることになりますが、これまでにも増して職員一丸となって業務に当たってまいる所存です。議会におかれましても、引き続き市政に対し忌憚のない御意見を賜りますようお願い申し上げます。 最後に、去る11月29日に竹田扇之助記念国際糸繰り人形館館長である竹田扇之助さん(本名、石鍋昌男さん)が御逝去されました。竹田扇之助さんは、昭和40年代に糸繰り人形芝居の竹田人形座を主宰し、国内外での様々な御活躍の後、平成2年にふるさとである飯田下伊那に戻り、竹田練場を再建し、同時にそれまでに収集したコレクションを飯田市に寄贈されました。その後、平成11年にオープンした竹田扇之助記念国際糸繰り人形館の館長を務め、また人形劇による国際平和や国際理解を目的とする団体「日本ウニマ」の事務局長や会長を歴任し、後年は名誉会長をお務めになるなど、生涯にわたり人形劇の発展や普及に御尽力されました。生前、飯田にお寄せいただきました御厚情に深く感謝申し上げますとともに、その御遺志を受けて、人形劇のまち飯田として、人形劇文化の一層の発展に努めてまいりますことをお誓い申し上げます。 今年も残すところあと2週間、日に日に寒さも増してまいりました。議員の皆様方におかれましては、どうぞ御自愛の上、心穏やかに新春を迎えられますようお祈り申し上げまして、私からの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(湯澤啓次君) ここで、木下副市長から発言の申出がありますのでこれを認めます。 木下副市長。 ◎副市長(木下悦夫君) 第4回の定例会、大変お世話になりました。お疲れのところ、貴重な時間をいただきまして、誠にありがとうございます。一言御挨拶をさせていただきたいと思います。 私は年内をもちまして、副市長の職を辞することといたしました。議会の皆様には、これまで御指導、御鞭撻を賜りまして、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。 今年は新型コロナウイルス感染症の対策に翻弄された1年でありました。昨年の今、このような社会になるとは全く予想ができませんでした。全員がマスクをした暮らし、小さな声でアクリル板を前にした飲食、客相手の商売が難しいなど、考えられないことでありました。感染防止対策や誹謗中傷対策、そして経済対策など、行政としてどう対処すべきか、手探りの中で、飯田市はどこよりも一歩早く、的確な対策を打ち出してきたと思っております。これは、常に国や県の動向をどこよりも早くつかみ、職員が市民や各種行政の様々な声を聞き、状況をしっかりと把握した上でボトムアップによる政策立案に取り組んできた結果であると思うところであります。 全国で感染が爆発的に拡大をしている中、この地域において感染が最小限に抑えられていることは何よりであります。新型コロナウイルスの感染が一日も早く終息し、日常の生活を取り戻して、新たな経済社会の構築に向けて、行政のかじ取りが大変重要と思うところであります。 こうしたコロナ対策をはじめ、私はこれまでの市政において、副市長として市長を全力で支えてまいりました。ぶれない確たる政治姿勢と飯田市のために全国で活躍する姿勢を応援しつつ、市民の様々な声に耳を傾け、職員と共に課題の解決に取り組んでまいりました。その政策について、秋口に世論調査が行われましたけれども、半数以上の皆さんがよいと評価していると報道されました。市民の皆さんに評価されたことは何よりもうれしく、職員のモチベーションにつながったことと思います。これも議会における活発な議論があったからこそであります。 私は飯田バイパスの建設をはじめ、三遠南信自動車道の飯喬道路に関わってまいりましたが、昨年、天龍峡大橋も完成し、上久堅までの17.6キロ全てが開通をいたしました。環境影響評価の時点では関係者2,000人を超えておりましたが、地権者をはじめ多くの皆様の御理解、御協力をいただく中で、完成を見ることができたことは感慨深いものがあります。 そして11年前、私はリニア中央新幹線推進本部の立ち上げと同時に、議会の皆様と議論をさせていただく立場となりました。Bルート、Cルートの議論から、Cルートが決定すると現駅併設の議論となり、紆余曲折を経て、飯田市にリニア駅が設置されることとなりました。リニア将来ビジョンに始まり、対策委員会を中心とした関係する皆様への理解をいただくための様々な取組をしてまいりました。現在は用地買収が進められているとともに、全区間で本工事に向けた作業が進められております。 私はこれまでの経験から、こうした利害関係が絡む大型プロジェクトを進めるためには、公平性の確保など様々な実務経験が必要であり、方向を誤らないようにしなければなりません。現在、関係する皆様から様々な御意見をいただいております。なお一層丁寧な対応が必要であります。それには経験と幅広い知識を持った職員が必要であり、そうした職員をさらに育てることが大変重要と思うところであります。今議会ほど職員のことを取り上げられたことはありません。職員の皆さんには、コロナ対策においてもリニア事業においても、市民との懇談や交渉事においては神経をすり減らして頑張っていただいており、こうした取組に感謝と敬意を表したいと思います。 昨年から本日まで、用地買収をはじめ、事業は大きく前進をしました。しかし、飯田下伊那の第3の夜明けと言われるリニア中央新幹線はこれからであります。庁内一丸となって頑張っていただきたいと思いますとともに、関係する皆様の御理解と御協力をお願いいたします。 佐藤市長が就任され、今議会で市政の方向性が確認をされました。日本一住みたいまちに向けて新たな市政がスタートしました。市民の大きな期待があります。より隔てなく誰もが心豊かな明るい飯田市になりますよう、心より御祈念申し上げます。 最後に、厳しい経済、社会環境の中、議員の皆様、共に市政運営に取り組んでいただきました全職員、関係者に心から感謝を申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(湯澤啓次君) ただいま退任の挨拶をされました木下副市長に対し、議会を代表して一言感謝の言葉を述べさせていただきます。 木下副市長におかれましては、昨年4月より副市長に就任され、市政運営に尽力いただいてまいりました。また、遡れば昭和50年に鼎町役場に奉職されて以来、一貫して道路事業を中心とした建設行政、天龍峡再生、三遠南信自動車道、リニア新幹線関連など、職員としても行政の最前線で御活躍をいただいてきたことは、この場の誰もが知るところでございます。 私が議員になった11年前、飯田市主催の佐久間レールパークへ飯田線で行くイベントがありましたが、当時、天龍峡再生担当専門官であった木下さんが電車の車中で、イベントの趣旨や飯田線のエピソードを穏やかな口調で話されていたことを今も忘れることができません。 副市長就任以来、1年9か月の間、リニア周辺整備基本設計の公表や、天龍峡大橋を含む三遠南信自動車道の天龍峡・龍江インター間の開通、羽場・大瀬木線の切石・北方工区の開通等、木下副市長が手がけられた大型事業が市民の前で実を結ぶこととなりました。 一方、今年の年明けからは、新型コロナウイルス感染症への対応に追われることとなりましたが、その豊富な行政経験に基づく卓越した手腕で市長を支え、飯田市のため、市政のために職員をまとめ御尽力いただいたことに関し、改めて敬意と感謝を申し上げます。 退任され、そのソフトな語り口の答弁がこの議場で聞けなくなることは少々寂しく感じるところでございますが、今後は異なる立場から地域のために御活躍いただけるものと期待しております。 これからは御家族との時間を大切に、健康にも留意され、ますます御健勝であられることを御祈念申し上げ、また、引き続き飯田市の発展のために、折に触れて御指導、御協力を賜ることをお願いいたしまして、感謝の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。 去る11月25日から本日12月18日までの24日間にわたり、慎重に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。 これをもちまして、令和2年飯田市議会第4回定例会を閉会といたします。お疲れさまでした。-----------------------------------     14時40分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和3年2月17日      飯田市議会議長  湯澤啓次      署名議員     古川 仁      署名議員     木下徳康...